歯学博士原田 正守
ゲートタワースワン歯科・矯正歯科院長
名古屋イースト矯正歯科・藤が丘院
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<略歴>
平成6年 | 名古屋市立向陽高校入学 |
平成9年 | 愛知学院大学歯学部入学 |
平成15年 | 愛知学院大学大学院歯学研究科入学 |
| 医療法人スワン会入局 |
平成19年 | 愛知学院大学大学院歯学研究科修了
歯学博士号取得
愛知学院大学歯学部助教(非常勤)就任
ステーションスワン歯科・矯正歯科 院長就任 |
平成26年 | 日本歯科人間ドック学会 代議員就任 |
平成29年 | ゲートタワースワン歯科・矯正歯科
院長(ステーションスワン歯科・矯正歯科移転)
名古屋イースト矯正歯科・藤が丘院 開院 |
医療の世界では、既に「表情筋トレーニング」と同じ様なトレーニングは必要処置として行われています。主に寝たきりや要介護の患者さんへ対応する訪問歯科診療の現場では、正しい摂食・嚥下(飲み込むこと)の改善のために開口訓練など理学療法を行っています。トレーニングにより栄養摂取を促すのと同時に、誤嚥性肺炎の予防(肺炎は現在死亡原因の第3位)、発音障害の改善、口腔乾燥症、虫歯、歯周病の予防など、多義にわたります。
お顔の表情筋、口腔機能をつかさどる筋肉は、「食べる、飲み込む、話す、感情表現、呼吸、異物の認識と排除、反射、骨格と顔貌の形成」などに大きな影響を与えます。実は歯並びは、周りの表情筋と舌の動き、習慣によって大きく影響を受けて並んでいるのです。お口をポカンと開いている人は口輪筋が弱く、出っ歯になってしまいます。そうすると発音障害、歯の脱落リスク、口腔咽頭、鼻咽頭、鼻疾患のリスク、そして美貌までと、、、様々なリスクを背負ってしまうのです。普段は意識をすることなく過ごしていますが、表情筋、口腔周囲筋はいずれも欠けることができない重要な要素です。すなわち「人が社会で健康的な生活を営むための原点」なのです。
昨今、世界で唯一の超高齢化社会である日本において、老人人口が3000万人を突破しました。その中で、要介護・要支援・要介護予備軍等の通院困難者は現在800万人もいます。名古屋の2017年の総人口が291万人ですので、その2.7倍の方々が通院困難で病院に行けないでいるのです。今後、さらに高齢者が増える中、必要とされるのは「予防医学」です。理学療法、矯正歯科治療と同じく、山田先生の提唱されている「表情筋トレーニング」は美容の分野を超え、「予防医学処置」として高い意義を示唆しています。
皆さんもお口元とお顔の美容と健康寿命の獲得のために是非とも山田先生の表情筋トレーニングを毎日行ってください!!そして健康的で楽しく豊かな人生を!!Let’s do facial muscle training!!!